RAPID Slit Sealを利用する際、シールが浮き上がってしまいます。対策はありますか?(s-12)

RAPID Slit Sealを利用する際、シールが浮き上がってしまいます。対策はありますか?(s-12)

<ご質問>

Waters Aquity UPLCシステムを使用しており、RAPID Slit Sealを利用時、
UPLCのニードルが抜けるとRAPID Slit Sealも一緒に少し浮き上がってしまいます。

私のサンプルは水性で、ACN/MeOH/DMSOを1+1+1比で調製し、
その後、MTPをオートサンプラーに入れます。
温度は約15~20℃です。

サンプルはオートサンプラー内で
さまざまな時間(数時間から数日間)放置され、
その後、冷蔵庫で一時保管します。

冷蔵庫(7℃)での保管と関係がありますか?


<回答>

お問合せをいただき、ありがとうございます。

ご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。


現時点の情報からは、RAPID Slit Sealには-80℃までの温度耐性があるため、7℃の冷蔵で糊に影響が出るとは考えづらいかと思います。


もし、プレートの各ウェルの穴の淵が高くなっているタイプのウェルプレートの場合、

https://www.covaris.com/wp/wp-content/uploads/resources_pdf/pn_010502.pdf

そもそも糊の設置部分が少ないことが原因でRAPID Slit Sealがプレートから浮いてしまっている可能性もございます。


また、シールの粘着力を最大限に活用し、剥がれづらいようにするために、

RAPID Slit Sealをウェルプレートに貼った際にアプリケーターと呼ばれるヘラのようなもの(下図参照)で

押し付けてしっかり粘着するようにしていただくことを推奨しております。



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