濃縮作業中に検体を吸い込んでしまったら、チューブ内で止まりますか?(e-138)

濃縮作業中に検体を吸い込んでしまったら、チューブ内で止まりますか?(e-138)

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コンビニ・エバポで濃縮作業中に検体を吸い込んでしまったら、チューブ内で止まりますか?ポンプまで到達しないですか?

<回答>
ご質問ありがとうございます。
例えば、10mLの溶液をすべて吸い込んだ場合には、ポンプまで到達する場合があります。

その対策としては必ず開始時にはバルブが閉まっていることを確かめていただいてから、開放してゆっくりとボルテックス(渦)を強くしていただくことです。

またはポンプの前(ホースの途中など)にトラップを接続いただくことでポンプへの侵入を防ぎます。

1mL前後の吸い込みであればポンプまで到達することはほぼ無いと言えます。

ポンプは弊社の提案するCEP-80シリーズのダイアフラムポンプであれば、ダイアフラム弁や内部のバルブ膜はPTFE製ですので、ポンプに溶剤が到達しても傷むものではありません。

液体のままポンプ内部で留まることは避けたいので、吸い込みを認識された際は、5~10分空運転いただければ内部の液体は気化して排出されるので、内部の細かいOリングなどが傷むことから回避できます。
その他にもご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いします。

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