GC/MSとChemZo+LC/MSの比較でクロマトが無いことの、メリット/デメリットを教えてください。(ca-9)
<回答>
ご質問ありがとうございます。
クロマトが無いことのメリットとデメリットを下記に提示いたします。
メリット
●前処理やカラム条件の検討作業が発生しないため...
・分析時間が大幅に削減される
・液体、固体(粉体)、気体状の試料をそのまま分析にかけられる
・未知試料等においてあたりをつけることができる(まず測ってみる、というアクションが迅速に行える)
・既知試料等では、ルーチン分析(添加剤の有無のチェック等)が迅速に行える
●温度帯ごとのスペクトルが得られる(室温~最大600℃間の任意の温度条件)
●ソフトイオン化により、分子量関連ピークが得られるので、未知試料等の解析が行いやすい
デメリット
●カラム分離をしない大気圧下で混合物をイオン化する手法において、定量分析技術は現状市場には無い(ピーク面積値等で強度比は出すことは可能だが、そもそも周辺環境の影響を受けるので、技術的に難しい)
●GC/MSはNISTのライブラリー(約35万の化合物)があるため、既知成分のパターン分析がしやすいが、ChemZo等の大気圧イオン化関連においてはライブラリーが少ない
上記のようなことが考えられます。その他にもご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。