ChemZoにおける脱離で加熱機構を使用する際、 特に裸火を扱う場合に、実験室の溶剤蒸気と引火の濃度に関する見解をお伺いできますか?(ca-6)
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ChemZoにおける脱離で加熱機構を使用する際、
特に裸火を扱う場合に、実験室の溶剤蒸気と引火の濃度に関する見解をお伺いできますか?
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ご質問ありがとうございます。
結論、以下の理由から、ChemZo及びペン型フラッシュヒーティングのご利用時の安全性に関する懸念は解消されると考えます。
1. 有機溶媒に関する安全性について
有機溶媒を扱う実験室では、引火や発火が懸念されます。
有機溶媒を例に挙げ、ChemZoの安全性についてご説明いたします。

メタノールを例に挙げると、以下のように考えられます:
・爆発限界濃度:6.0vol%~50vol%(60,000ppm~500,000ppm)
・管理濃度:200ppm(ACGIH基準* 1日8時間、週40時間の繰り返し労働において、有害な影響を及ぼさない時間加重平均濃度として200ppm以下と設定されていることが根拠)
通常の作業環境(200ppm以下)では、自然発火に必要な温度や濃度には達しないため、発火リスクは極めて低いと考えられます。
2. 実験室の換気環境について
以下の要因から研究室内のガスの充満リスクが軽減され、安全な環境が確保されていると考えます。
・排気設備:天井など排気ダクトによる換気が行われている。
・ChemZoの排気機能:真空ポンプによって5~10L/minの流速で、ガスを質量分析計へ取り込み、排気する。
これにより、実験室内にガスが滞留することなく、喚起された状態が保たれます。
3. 安全対策のご提案
さらに安全性を高めるために、以下の対策が有効です:
・ガス検知器の設置:例えば、10,000ppmで警報が鳴るガス検知器を設置することで、可燃性ガスが爆発限界濃度に達する前に検知・対策が可能です。
上記のように考えておりますが、いかがでしょうか。
少々長文となりますが、ご確認いただけますと幸いです。
ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。